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もともとは52問の予定だったのですが…
もともとこの本は、 『謎が多い高校の、入学式(4月)から来年の3月までの話』 という設定でした。 問題に関しても、 『4月の第1週の問題』『4月の第2週の問題』…という感じで、1年52週間をクイズで表現出来たら面白いだろうなぁ…と思っていたのですが、全ての週にピッタリと収まる問題が出来るはずもなく、今の形に落ち着いています。 |
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没キャラクターの話
この本に登場する【主な登場人物】の4人は、『問題から逆算して』作製してみました。 ・『日本の習慣を勘違いする外国人』というのは問題になりそう →マリア・サルブーニア ・『節約家のテクニック』というのは問題になりそう →秋島 吝子 ・『一般人とはかけ離れた考え方をする芸能人』というのは問題になりそう →美屋敷 由真 ・上の3人以外の問題を担当する、メインのキャラクターが必要かも →小手川 亜美 という感じです。 上記キャラクターに息を吹き込んでくれた、イラストレーター様には大変感謝です。 で、実はこれ以外に3人のキャラクターを考えていました。 ・『人間では考えられない視点』というのは問題になりそう →幽霊キャラ ・『決められた事を決められたルールで、間違いなく行う』というのは問題の設定で使えそう →アンドロイドキャラ ・『恋愛テクニック』には、頭の体操的発想が結構あるから、問題に使えそう →肉食系女子キャラ 問題数の都合や、予算の都合でカットしてしまったんですが、今回の本の中に、僅かにその名残があります。 もし、この本の“次”があるなら、出してみたい考えているのですが…。 |
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今までにない問題の作り方
この手の問題を趣味で作っているのですが、その作り方は大雑把に言って ・面白いアイディアや話から問題を作ってみる ・答えを決めて、その答えになるような問題を作ってみる の2つです。 で、今回は3つ目の問題作製を体験する事ができました。 ・イラストから、それに合うような問題を作ってみる です。 と言うのも、イラストを発注する時に、キッカリと決まった問題になっていないものがいくつかあり、仕上がった物からあれこれ頭を捻る事がありました。 敢えてどの問題と言うのは書きませんが、個人的にはとても楽しく、とても焦らされた体験でした(汗)。 |
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本とWebの違い
Web上で問題を発表していたので、本を作製する時もその延長線上の話だろう…と思っていたのですが、これほど手間暇と制約があるとは思っても見ませんでした…。 Webでは ○仮に間違えてもすぐに訂正が可能 ○文字数の制限が無い ○最悪、削除してしまえばいい という、緩い話だったのが、 本では ○訂正は非常に面倒 ○文字数は決まっている ○削除は出来ない という、全く逆の話になります。 ただ、もちろん悪い話だけではなく、 ○『本ならでは』の問題を作れる ○1つのまとまった形で発表できる と、良い部分もたくさんあり、とても良い経験になりました。 |
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最後に…
こんなダラダラとした『裏話』のコンテンツまでお付き合いいただいて、ありがとうございました。 『次の本』も、個人的には必ず作りたいと思っています。 その参考・励みにしたいと思いますので、もしよろしければ ご意見・ご感想・問題のツッコミ・問題作りに参加したい・イラスト作りに参加したい…等々、何かありましたら。 もしくはTwitter または、Web拍手のメッセージ機能 では、今回の本を隅から隅まで楽しんでいただき、本当にありがとうございました! |